ランニングのストレッチ
おはようございます。大谷です。
先日は素敵な主婦さんが来院されました。マラソンを始められるという事で、当院は全力で応援しています。
さて、マラソン(≒ランニング)をするにあたって大切なストレッチについて、今日はみなさまにお伝えできたらと思います。
ストレッチには2種類あります。
・動的ストレッチ(ランニング前)
関節を繰り返し動かして筋肉を温め、関節可動域を広げるストレッチのこと。
運動前に心拍数や血流を増加させることで、運動パフォーマンスの向上やケガの防止につながります。ランニングの前は、肩や股関節を回したり、脚を交互に持ち上げたりするなどの動的ストレッチが有効です。軽いジョギングでも肩や脚を動かすことになるので、それでも構いません。ランニングフォームが安定し、長距離をしっかり走り抜く体を作ることができます。
・静的ストレッチ(ランニング後)
反動や弾みをつけずに筋肉をゆっくりと伸ばし、伸展した状態を維持するストレッチのこと。
時間をかけて筋肉の最大可動域をゆっくりと伸ばしていくので、柔軟性のアップや、血行促進による疲労の早期回復が見込めます。そのため、ランニング後に行ってください。
ランニング前に静的ストレッチを行ってしまうと、心拍数と体温が安定してリラックスするため、パフォーマンスを低下させてしまいます。また体温があまり上がらないことで、ウォーミングアップにはなりません。
しかし、体が硬すぎて理想のランニングフォームを獲得できていない人は柔軟性を高める必要があります。
デスクワークが多い人だと股関節や腰が硬くなっていて、走っていると骨盤が前にいてしまって、お尻を後ろに突き出してしまっている人を見かけます。ヤンキー座りをしたときに、足底面が地面についているか確認してみてください。もしこれができない場合は、静的ストレッチを重点的に行い、柔軟性を高めた方がいいでしょう。
みなさま、お身体にお気をつけてお過ごしください。
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